りんどう法律事務所のブログ

2014.09.30

調停手続きは、敷居が高いですか?

「調停手続」というものに、皆様、どういうイメージを持っておられますか?


離婚や遺産分割について、当事者間で話し合いがまとまらないと裁判所に調停を申立てることになります。


この「裁判所」「調停」というものに対して、敷居の高さを感じておられる方も多いように感じます。


この「敷居の高さ」を感じる原因はなんでしょうか?


裁判手続きなんて費用がかかると思っておられる方もおられるのでしょうか?弁護士に依頼しないといけないと思っておられる方もおられるかもしれません。話が拗れてしまうと思われる方もおられるでしょう。精神的な負担も相当かかってしまうと感じている方もおられるのかもしれません。


ただ、調停手続きは、必ず弁護士に依頼しないといけないというものではありません。ご本人で対応されている方も多くいらっしゃいます。

また、調停申立にかかる費用は決して高額ではありません。手続きによりますが数千円でできるものも多くあります。

確かに、裁判所に行って話し合わなければならないので、月1回程度場合によっては仕事を休まないといけないこともありますが、期日について、だいたい都合を確認してもらえますので、無闇やたらに期日が入るということはありません。

調停を申立てるということで相手方が嫌がることもありますが、ただ、話し合いがどうしても出来ない場合には、かえって調停を申立てた方が結論が早くでるということも、割と多いものです。


もちろん当事者同士、話し合いで解決すればそれが一番であることは間違いありません。

ただ、決して調停手続きが「怖いものではない」と思って頂けることで、もしこの話し合いがまとまらなくても調停で引き続き話合いをしてみようと思えるかもしれません。それにより協議のストレスも軽減できる場合があります。


解決方法は、決してひとつではありません。

もしお悩みを抱えておられる方がおられましたら、一度ご相談いただければと思います。


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2014.09.29

映画のご紹介

今回は、法律の話から離れて、

ハル・ベリー主演の映画「ザ・コール緊急通報指令室」とい映画を

紹介したいと思います。

                                                         

 ☆☆☆ネタバレがありますので、ご注意ください☆☆☆

ハル・ベリーが演じるのは、ロサンゼルス市警察

の緊急通報用電話番号911のオペレーター役です。

 

 

緊迫感のなか、適切に支持を出してく姿は、かっこよかったです。

ある日、判断ミスにより、電話をかけてきた通報者を死なせて

しまいます。

 

 

その後、女子高校生が誘拐され、閉じ込められたトランクの中から

通報してきます。

 

 

アメリカでは、警察、救急、消防全て911のようです。

日本は、110(警察)、119(救急、消防)とわかれていますよね。

 

 

途中、コウモリが家に入ってきたといってパニックになった女性から

電話がかかるシーンがありました。主人公は、冷静に、動物管理局から

人を向かわせると回答していました。

日本の保健所?のような部署でしょうか。

 

 

女子高校生の事件解決に向けての対応を観ていると、オペレーターという仕事は、

さまざまな知識が必要で、迅速かつ適切な対応を求められる仕事で

あることがわかりました。

 

 

映画のラストは、これでいいのかな?というものでしたが、

緊迫感があり楽しめる映画でした。

*****りんどう法律事務所******

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2014.09.26

債務整理にも色々

当事務所は、男女問題や離婚事件、相続事件などを積極的に扱っていますが、一般民事や債務整理ももちろん扱っています。

今日は少し債務整理について書いてみたいと思います。


債務整理といっても、手続きの中身は、主に、①破産手続き、②再生手続き、③任意整理の大きく3つに別れます。

極めて簡単に説明してみると、①(破産)は、返済する資力がないので「もう債務は返せません」という手続きであり、一方②(再生)と③(任意整理)は、「出来る範囲で返して行きます」という手続きになります。

②(再生)と③(任意整理)の違いは、裁判所を利用した手続きかどうかという点です。

③(任意整理)の場合、債権者と「任意」の話合いということになり、返済方法等について債権者との合意が必要になります。


①(破産)は「返済できません」という事態を、裁判所が認めるということになるので、手元に一定以上の財産を置いておくことはできません。


①(破産)にするのか②(再生)にするのか、はたまた③(任意整理)にするのかは、ご相談者それぞれのご事情により異なります。


①(破産)手続きを受任した後に、財産があることが分かって、②(再生)や③(任意整理)に方針が変更になることもあります。


ご相談内容を伺って思うことは、「財産」の把握がしっかりできていない方も多くおられるということです。

これは離婚事件や相続事件でも同じです。


御一人で悩まれず、弁護士にご相談いただくことで、異なる視野や新たな事実に気付くこともあるかもしれません。


もし悩まれていることがあれば、一度弁護士にご相談していただければと思います。


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2014.09.25

ドラマ「HERO]最終回の感想です。

先日、ドラマ「HERO」が終了しました。

昨日のブログでもドラマについて触れています。

今回も「HERO」について書いてみようと思います。


末次事務官の「人としてどうか」という言葉は
重みのある言葉だと思います。


法律の専門家である弁護士(検事、裁判官も)は、
法律をもとに、問題が生じた時に、いかなる権利が主張でき、
義務が発生しているかということを見極め、主張、判断を
することになります。


しかし、その問題を解決する過程において、忘れてはならない
ことは、私たちが相手とするものは「人」であるということです。


人と交渉する時、相手には権利がないからということで法律の話
のみすればよいということではないこともあります。

特に、離婚事件や親族間の問題が、感情的になることも多く、
そのような時に、一方的に法律の話をされると
素直に応じることができない時もあります。


そういう意味で、末次事務官の「人としてどうか」は、
法律家として、忘れてはならないことだと思いました。


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2014.09.24

ドラマ「HERO」最終回を観ました ~裁判所もクールビズしています~

ドラマ「HERO」、遂に最終回を迎えました。


【ネタバレ要素があります。まだドラマ「HERO」最終回をご覧になっていない方はご注意ください。】


今回は久利生検事の法廷での活躍が描かれていました。久利生検事もジャケットを着用していましたね。

実際のところ、裁判所もこの時期はクールビズを推奨していて、ジャケットを着用していない弁護士も結構います。裁判所というところは、冷房設定温度も高く結構暑いのです。

なので、普段ジャケットを着ていない久利生検事が、それを着ていることに少し驚いてしまいました。とはいっても、いつものようなTシャツで法廷に出る検察官はいないでしょうが。

ジャケットを羽織ることで久利生検事の意気込みが現れていたのかもしれませんね。


それと、法廷シーンでもう一つ気になったことが。

実際の裁判員裁判は、検察官も弁護士も複数人数で対応することが多くあります。特に今回の事件は、検察側にとっても重要案件です。公判手続き全てを久利生検事一人で行うのは結構な負担だと感じました。

といっても、他の検事も気になって傍聴していましたし、何と言っても、国分元検事の証人尋問は末次事務官の熱い気持ちが届いた結果。城西支部のチームプレーが、ここでも光っていました。

無実かもしれない人を裁判にかけ、結果有罪判決を受けさせてしまった。国分元検事は、ずっとそのことを胸に抱え自分を責める日々を過ごしていたのでしょう。

司法手続きに関わる全ての者が、決して目を逸らせてはいけない問題です。


ただ、ここでまたまた野暮な話ですが・・・。

国分元検事の証言があっても、被告人が犯人であることを示す証拠にはならないと思うのです。

ドラマの後半、ドラマの中の報道番組で、被告人の自宅(?)からナイフが押収されたという情報がありましたが、正直なところ、何故今頃?と少しばかり思ってしまいました。

また、ナイフが見つかっても、このナイフの形状と被害者たちの傷跡から想定される凶器の形状とが一致していないといけないのは当然のこと、発見されたナイフに血痕があるとか、血液が付着していたままであればDNA鑑定を行いその結果が一致していないと、犯人性を認めることは厳しいのではと思います。

久利生検事たちは、他の過去の事件の証拠も揃ったと話していましたが、どんな証拠なのか気になるところです。

ついこんなことを考えながら、ドラマを観てしまいました・・・が、趣のあるセットでの法廷シーンは、純粋に楽しませていただきました。

最後に。

麻木事務官が司法試験を目指すようです。多分、検察官を目指すのでしょうね。

実は、検察事務官の経験を積むと、検察官になれるのです(内部試験があるのかは分かりませんが)。といっても、まずなれるのは副検事なので、久利生検事たちとは少し職域は異なります。

麻木さんは、司法試験、司法修習を経た検察官を目指すという事でしょう。頑張ってください!


これでドラマ「HERO」についての記載は一先ず終了です。

この10月から始まるドラマの中にも、弁護士や法律事務所職員が主人公のものがあるようですので、可能であれば、そのドラマについても書く機会を持ちたいと考えています。

弁護士や法律、裁判手続きなどを少しでも身近に感じていただければ嬉しいです。


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2014.09.19

「妊活」しているのに、離婚請求?

「妊活」という言葉、定着しつつありますね。簡単に説明してみると、妊娠に向けた活動といったものでしょうか。


離婚などの夫婦関係の事件では、以前から「破綻の有無」が争点になることが多くありました。


例えば、夫からの離婚請求に対して、妻が「離婚したくない」と言った場合、夫婦関係が破綻しているのかどうかが争点となります。

この「破綻」の立証というのはなかなか難しいものです。離婚を前提に別居をしていたりすると破綻が認められる可能性もありますが、一つ屋根の下に暮らしている夫婦が、もう夫婦仲は決して戻らない「破綻」状態にあるかどうかという判断を、第三者がするのは非常に難しいものです。


この「破綻の有無」の主張をするときに、時折みられる主張が、「性的交渉があったかなかったか」というものです。離婚するような夫婦は性的交渉をしないだろう、性的交渉をするということは夫婦として過ごしていたからだ、といったいわば経験則(?)から、「この時期に性的交渉もあり夫婦は破綻していなかった」という主張がされることもあります。


しかし、性的交渉があったかどうかの立証も簡単なことではありません。


だから、結局は、一方が「性的交渉はあった」と言っても、他方が「いや、なかった」と言えば、真相は不明のままということもあります。


「妊活」は、病院に通われている方もおり、立証はしやすいと言えるのではないでしょうか。「『妊活』をしていたことからみても、夫婦としてともに過ごして行く気持ちはあったはず」「破綻はしていない」と判断される可能性もあります。


ただ、この「妊活」。人によってもその方法は色々です。健康、食事に気を使うというレベルから、病院に通って治療をする、人工授精をするなどまちまちです。

もちろん「妊活」をしていた時期も問題ですので、「妊活」していたから離婚請求は認められない、とは一概に言えないこともあります。


夫婦の数だけ夫婦の事情があります。離婚事件とは、そのご夫婦の間に一体なにが起こったのかを詳しく聞き、考えることが必要と思っています。


もし離婚事件でお悩みの方がおられましたら、一度ご相談いただければと思います。

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2014.09.18

弁護士費用も負担しないといけないの?

離婚裁判を提起された時、訴状に、「訴訟費用は、被告の負担とする」

と書かれます。

また、答弁書には、逆に「訴訟費用は、原告の負担とする」と書きます。

 

このことでよく質問をお受けするのが、

訴訟費用に弁護士費用(着手金、報酬金)も含まれるのかということです。

 

 

訴訟費用は、敗訴者が負担することが原則となっています。

 

訴訟費用に、原告(又は被告)の弁護士費用は、含みません。

何が訴訟費用に該当するかは法律で定められています。

民事訴訟における訴訟費用は、裁判所に納める訴訟費用と、証人等に対する給付に等のことをいいます。

 

 

裁判所に納める費用とは、印紙代や郵便切手代等のこと(その他にもあります)で、証人等に対する給付は、日当、旅費等のことです。

 

 

弁護士費用については、不法行為に基づく損害賠償請求をした時には、

弁護士費用も請求することがありますが、これは、訴訟費用とは

別のものです。

この場合も自分が弁護士に支払った弁護士費用全てを請求できるというものではありません。

 

 

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2014.09.17

ドラマ「同窓生」が終了しました

同窓生というドラマが終了しました。

 

夫よりDVを受けていた稲森いずみさん演じるあけひは

離婚することができました。協議離婚でした。

ドラマを観ていて気になったシーンがありました。

 

夫から妻に養育費といって、夫名義の通帳と印鑑を渡していました。

離婚後、元妻が元夫の名義の口座から通帳と印鑑とでお金を

引き出すことができるか?ということでうす。

 

 

元夫からの委任状があればできるかもしれませんが、

そのような書類がない場合は、できないのではないかと思います。

 

 

婚姻中であっても、妻が夫のお金を勝手に出すことはできません。

 

 

ドラマなので、口座に振込むからというより、通帳と印鑑を

渡す方が画になるのでしょう。

 

 

養育費の支払いをすることは、父親としての責任を一つ

果たしているのではないかと思いました。

 

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2014.09.16

ドラマ「HERO」第10話を観ました ~ 検察庁の建物 ~

ドラマ「HERO」第10話を観ました。


【ネタバレ要素があります。まだドラマ「HERO」第10話をご覧になっていない方はご注意ください。】


特捜部の応援に行くことになった久利生検事と麻木事務官。特捜部に行くことに胸躍らす麻木事務官。

東京地検本庁はさすがに立派な建物でしたね。と言っても、ドラマの話ですが。あの建物内すべてが東京地検で使用しているのであれば、それはすごいです。

大阪地検本庁が入っている建物もあのような雰囲気ですが、合同庁舎ですので、検察庁以外の組織も入っています。
セキュリティが厳しく、まず職員証のようなものを持たずに建物の中に入ろうとすると、建物の入り口に立っている警備の人に「ご用件は?」と確認されます。用件を述べると建物内の受付まで進むことができ、そしてその受付で、しっかりと訪問目的や身分などを確認されてようやく入館できるのです。


公開の法廷がある裁判所とは全く異なるセキュリティの厳重さです。


話をドラマに戻します。

特捜部での久利生検事らの仕事は、証拠の探索、精査。取り調べではなくて少しがっかりした様子の麻木事務官ですが、そんな中、江上検事が担当していた事件関係者の取り調べを引き継ぐことになった久利生検事。

張り切る麻木事務官ですが、部長から仕上げることを命じられていた調書を完成させなかったことで、久利生検事は特捜部を「クビ」になってしまいます。

一方、城西支部では、田村検事が担当している殺人事件が、もしかしたら連続通り魔事件かもしれないという事実に直面。さらに、問題なのは、その連続通り魔事件かもしれない事件の一つは、別の人がすでに有罪判決を受け解決済みとなっているということ。

つまり、田村検事が担当している事件の被疑者は連続通り魔かもしれず、そのうち解決済みとなっている一つの事件も、その通り魔の犯行ということになると、解決済み事件は無実の人を犯人にしてしまったということになるのです。

今回の公判請求(起訴)により、そのことが明らかとなれば、城西支部が検察庁の扱った過去の事件を冤罪だと主張することになってしまうのではという事態に。

事の重大さに尻込みする城西支部の面々ですが、戻って来た久利生検事とともに真相解明を決意する一同・・・。


今回はここまででした。


ドラマを観ていた感想としては、解決済みの傷害事件と、未解決事件とを結びつける証拠があるのか不明でした。別の人が犯人ということで判決が確定しているほどですので、解決済みの事件それだけをみたところ、連続通り魔(かもしれない)被疑者こそ犯人とする証拠があるのかどうか・・・。

そのあたりも、来週の公判手続きで明らかになるかもしれませんね。

予告を見ると、久利生検事がこの事件の公判立会検事になっている様子でした。久利生検事も公判を担当するのですね。

さすがに法廷ではジャケットを着用していた様でした。公判手続きでの活躍も、すごく期待しています。


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2014.09.12

外国国籍の方に関する相続 ~ 韓国国籍の場合 ~

日本で暮らされている外国国籍の方に関する相続事件では、どこの法律で考えればよいのかという争点が、最初に出てきます。

これがなかなか難しい時もあるのですが・・・。


今日は、公的機関の法律相談等でよくご質問いただく韓国国籍の場合について、書いてみたいと思います。

日本で生活されている韓国国籍の方の相続の場合、どこの国の法律に従って進めて行くのでしょうか?


韓国の法律では、「相続は、被相続人の本国法による」と定められています。


ということは、韓国国籍の方が亡くなった場合、その方の相続手続きについては、韓国民法を適用することになります。


もっとも、遺言によって、相続の準拠法を常居地と指定して日本民法を準拠法とすることもできます。


韓国国籍だが、ずっと日本で生活をしており、日本の法律で相続手続きを進めたいというご希望がある方は、遺言状で準拠法を指定することもできるということです。


相続の際、日本の法律を適用させるか、韓国の法律を適用されるかによって、相続人の範囲や法定相続分等にも違いが生じてきます。

「だれにどのように相続してもらいたいか」ということを考えながら、日本と韓国のどちらの法律で行と良いのか、じっくり考えてみられてはいかがでしょうか。


遺言状の作成のために色々聞いておきたいという場合には、一度弁護士にご相談いただければと思います。


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